楽天カードを申し込んでみたものの、審査結果がなかなか来なくて不安になっていませんか?
実は、楽天カードの審査時間は申し込むタイミングや内容によって大きく変わってきます。最短10分で結果が出る人もいれば、数日かかるケースもあるようです。この差はいったいどこから生まれるのでしょうか。審査が長引くと「もしかして落ちたのかも」と心配になるものですが、実際には審査中という場合がほとんどです。
この記事では、楽天カードの審査時間がどれくらいかかるのか、長くなる理由は何なのか、そして審査状況をどうやって確認すればいいのかを詳しく紹介していきます。
楽天カードの審査時間はどれくらい?
楽天カードの審査にかかる時間は、申し込んだ状況によってかなり差があります。スムーズに進めば驚くほど早く結果が出ますが、場合によっては数日待つこともあるでしょう。営業時間も決まっているため、そのタイミングを知っておくと安心です。
1. 最短10分で終わることもある
楽天カードの審査は、最短で10分程度で完了することがあります。これは機械による自動審査が行われているためです。申し込み内容に不備がなく、信用情報にも問題がなければ、あっという間に審査が終わるわけです。
私も初めて知ったときは驚きました。クレジットカードの審査というともっと時間がかかるイメージがあったからです。でも実際には、システムが瞬時に判断してくれるんですね。
ただし、これはあくまで「最短」の場合です。誰もがこのスピードで審査を通過できるわけではありません。申し込み内容や信用情報の状態によって、もっと時間がかかることもあります。
2. 平均的には1〜3日程度かかる
実際には、多くの人が1日から3日程度で審査結果を受け取っているようです。特に土日を挟んだり、申し込みが集中する時期だったりすると、この程度の時間はかかると考えておいたほうがよさそうです。
中には1週間程度かかる人もいます。キャンペーン期間中は申し込みが殺到するため、審査に時間がかかることもあるでしょう。YouTubeやテレビCMで楽天カードのキャンペーンを見かけたら、少し時間がかかるかもしれないと覚悟しておくといいかもしれません。
とはいえ、1週間以上経っても何も連絡がない場合は、メールを見落としている可能性もあります。この点については後ほど詳しく説明します。
3. 営業時間は平日9:30〜17:30
楽天カードの審査は、平日の9時30分から17時30分までの間に行われています。つまり、この時間帯以外に申し込んでも、審査が開始されるのは翌営業日になってしまうわけです。
審査自体は機械で自動的に行われるのですが、結果の通知は営業時間内に送られます。夜中に申し込んで、すぐに結果が欲しいと思っても、実際に審査が動き出すのは翌日の朝9時30分以降になります。
土日や祝日も同様で、基本的には審査は行われません。金曜日の夜に申し込んだ場合、最短でも月曜日の午前中まで待つことになるでしょう。急いでカードが欲しい場合は、平日の午前中に申し込むのが賢明です。
審査時間が長くなるのはどんなとき?
審査時間が長引くのには、いくつかの理由があります。申し込んだタイミングや内容によって、数日かかることも珍しくありません。ここでは、審査が長くなりがちなケースを見ていきます。
1. 土日や祝日に申し込んだ場合
土日や祝日、年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休中は、審査自体が行われません。ネット上では24時間いつでも申し込みを受け付けていますが、実際に審査が始まるのは休み明けになります。
金曜日の夜に申し込んだとしたら、月曜日まで待つことになるわけです。さらに月曜日が祝日だったら、火曜日まで待たなければなりません。思っていたより時間がかかるのはこういう理由なんですね。
休み明けは申し込みが集中することも多いので、審査にさらに時間がかかる可能性もあります。できるだけ早く結果が欲しいなら、大型連休前の申し込みは避けたほうがいいかもしれません。
2. 夜間(17:30以降)に申し込んだ場合
営業時間が17時30分までということは、それ以降に申し込むと翌営業日の対応になってしまいます。仕事が終わってから申し込もうと思うと、どうしても夜になってしまいますよね。
夜中の1時に申し込んでも、審査が始まるのは翌日の9時30分以降です。平日の17時までに申し込めば、その日のうちに審査が行われる可能性が高くなります。
ただし、17時ギリギリに申し込んだ場合は、その日のうちに審査が完了しないこともあるでしょう。できれば午前中、遅くても15時頃までに申し込むのが理想的です。
3. 信用情報の確認に時間がかかっている
自営業やフリーランスの人、またはこれまでクレジットカードを一度も作ったことがない「スーパーホワイト」の人は、審査に時間がかかることがあります。信用情報機関に十分なデータがないため、詳しい調査が必要になるからです。
会社員と違って、自営業やフリーランスは収入が安定していないとみなされやすいようです。貯金があれば審査に通る可能性は上がりますが、調査に時間がかかるのは避けられません。
また、過去にローンやクレジットカードの支払いを滞納したことがある人も、審査が慎重に行われます。信用情報に傷がある場合は、審査担当者がより詳しくチェックするため、結果が出るまで時間がかかるでしょう。
4. キャッシング枠を希望している
キャッシング枠を申し込むと、審査がより厳しくなり、時間もかかります。返済能力についてさらに詳しく調べる必要があるためです。
キャッシング機能が本当に必要かどうか、申し込む前に考えてみるといいかもしれません。もし必要なければ、キャッシング枠を0円にして申し込むと、審査がスムーズに進む可能性が高まります。
後からキャッシング枠を追加することもできるので、最初は0円で申し込んでおくのも一つの方法です。審査時間を短くしたいなら、キャッシング枠なしで申し込むことをおすすめします。
5. 申し込み内容に不備がある
入力ミスや記入漏れがあると、審査に時間がかかります。最悪の場合、虚偽の申告とみなされて審査に落ちることもあるでしょう。
住所や電話番号、勤務先情報など、正確に入力することが大切です。誤字脱字も意外と見落としがちなので、申し込む前にもう一度確認しておくといいですね。
特に名前や生年月日を間違えると、本人確認に時間がかかります。慌てて入力するのではなく、落ち着いて一つ一つ確認しながら進めましょう。
審査結果の確認方法3つ
審査結果は基本的にメールで届きますが、それ以外にも確認する方法があります。結果がなかなか来ないときや、メールを見逃してしまったかもしれないときに便利です。
1. メールで確認する方法
楽天カードの審査結果は、審査の可否に関わらず全員にメールで届きます。申し込みから早ければ数分、遅くても1週間程度でメールが送られてくるはずです。
ただし、迷惑メールフォルダに振り分けられていることもあるので注意が必要です。届いていないと思っても、実はすでにメールが来ているかもしれません。
また、ドメイン拒否設定をしていると、楽天からのメールが受信できない場合があります。「@mail.rakuten-card.co.jp」からのメールを受信できるように設定しておきましょう。
2. 楽天カードアプリから確認する方法
楽天カードの公式アプリをダウンロードしておけば、アプリから審査状況を確認することもできます。アプリなら24時間いつでもチェックできるので便利です。
申し込み後に送られてくる「申し込み受付のお知らせ」というメールに記載されている受付IDを使って、状況を確認できます。
メールが見つからない場合でも、申し込み完了画面に受付IDが表示されているので、スクリーンショットを撮っておくといいかもしれません。
3. Webページ(受付ID入力)で確認する方法
楽天カードの専用Webページでも、審査状況を24時間いつでも確認できます。必要なのは以下の3つだけです。
- カード申し込み受付ID
- 生年月日
- 電話番号の下4桁
これらを入力すると、現在の審査状況が6つのステップで表示されます。完了したステップは青く表示され、まだ完了していないステップはグレーで表示されるので、どの段階まで進んでいるのかひと目でわかります。
もし受付IDがわからなくなってしまった場合は、コンタクトセンター(0570-66-6910、営業時間9:00〜17:30)に電話すれば確認できます。IDがなくても審査状況を教えてもらえるので安心です。
審査結果のメールが届かないときの対処法
審査結果のメールがなかなか届かないと、不安になりますよね。でも実は、メールが届いているのに気づいていないだけということも多いようです。確認すべきポイントを見ていきましょう。
1. 迷惑メールフォルダを確認する
意外と多いのが、迷惑メールフォルダに振り分けられているパターンです。通常の受信トレイには届いていなくても、迷惑メールフォルダをチェックしてみると見つかることがあります。
メールソフトやスマートフォンの設定によっては、自動的に迷惑メールと判定されてしまうこともあるようです。楽天カードからのメールを見落とさないよう、定期的に迷惑メールフォルダも確認しておくといいでしょう。
もし迷惑メールフォルダに振り分けられていた場合は、次回から正しく受信できるように設定を変更しておくことをおすすめします。
2. ドメイン拒否設定を見直す
携帯電話やスマートフォンでドメイン指定受信を設定している場合、楽天カードからのメールが届かないことがあります。特にキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)を使っている人は注意が必要です。
「@mail.rakuten-card.co.jp」からのメールを受信できるように設定を変更しましょう。各キャリアの設定方法は、公式サイトで確認できます。
この設定をしておかないと、審査結果だけでなく、今後の重要なお知らせも受け取れなくなってしまう可能性があります。早めに対応しておくと安心です。
3. 審査状況確認ページで状態をチェックする
メールが見つからない場合は、先ほど紹介した審査状況確認ページで直接チェックするのが確実です。受付ID、生年月日、電話番号の下4桁があれば、24時間いつでも確認できます。
審査状況確認ページを見れば、メールが届いていなくても現在どの段階まで進んでいるのかがわかります。もし審査が完了していれば、その結果も表示されるはずです。
何日も待っているのに状況が変わらない場合は、何か問題が起きている可能性もあります。その場合はコンタクトセンターに電話して確認してみるといいかもしれません。
審査に通った場合と落ちた場合のメールの違い
審査結果のメールは、通過した場合と落ちた場合で件名や内容が異なります。メールのタイトルを見れば、結果がすぐにわかるようになっています。
1. 審査に通ったときのメール内容
審査に通過した場合、「カード発行手続き完了のお知らせ」というタイトルのメールが届きます。このメールが来たら、審査は無事通過したということです。
メールには、カードがいつ頃届くかの目安も記載されています。通常は、審査通過後1週間から10日程度で手元に届くようです。
カードは本人限定受取郵便や簡易書留で送られてくるので、受け取る際には本人確認書類が必要になることもあります。在宅していないと受け取れないため、配送状況を確認しておくといいでしょう。
2. 審査に落ちたときのメール内容
審査に落ちてしまった場合、「楽天カードお申込み結果のお知らせ」というタイトルで「カードの審査結果が完了したので、下記のページより審査結果をご確認ください」という内容のメールが届きます。
このメールが来たら、残念ながら審査は通過できなかったということです。カードは送られてきません。
審査に落ちた理由は基本的に教えてもらえませんが、多重申し込みや信用情報の問題、収入面の不安などが原因として考えられます。半年以上期間を空けてから、再度申し込むこともできます。
カードが手元に届くまでの流れと日数
審査に通過してから実際にカードを使えるようになるまでには、いくつかのステップがあります。それぞれどのくらい時間がかかるのか見ていきましょう。
1. 申し込みから審査完了まで
申し込み自体は数分で完了します。必要な情報を入力して送信すれば、あとは審査結果を待つだけです。
審査にかかる時間は、最短10分から最長1営業日程度です。スムーズに進めば、申し込んだその日のうちに結果がわかることもあります。
ただし、土日や夜間に申し込んだ場合は、翌営業日以降の審査になるため、もう少し時間がかかるでしょう。平日の午前中に申し込めば、最も早く結果を知ることができます。
2. カード発行から発送まで
審査通過後、カードの発行準備に1〜3営業日かかります。カードに名前を印字したり、発送の準備をしたりする時間が必要なわけです。
この間、特にこちらから何かする必要はありません。楽天カード側で手続きを進めてくれます。発送準備が整ったら、カードが郵送されます。
発送されると、追跡番号が記載されたメールが届くこともあります。配送状況を確認できるので、いつ頃届くのか把握しやすくなります。
3. 到着までの日数は通常1週間から10日程度
発送から到着までは、1〜3日程度です。申し込みから数えると、トータルで5日から10日程度でカードが手元に届くことになります。
早い人だと5日程度で届くこともありますが、平均的には1週間から10日と考えておくといいでしょう。年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は、もう少し時間がかかることもあるかもしれません。
カードが届いたら、裏面にすぐサインをしましょう。サインがないと、お店で使えないこともあります。受け取ったらすぐに使える状態にしておくと安心です。
審査をスムーズに進めるためのポイント
審査をできるだけ早く、そしてスムーズに通過するためには、いくつかのコツがあります。ちょっとした工夫で、審査時間を短縮できるかもしれません。
1. 平日の午前中に申し込む
営業時間が平日9時30分から17時30分までということを考えると、平日の午前中に申し込むのが最も効率的です。午前中に申し込めば、その日のうちに審査が完了する可能性が高くなります。
金曜日の夕方に申し込むよりも、月曜日の朝に申し込んだほうが早く結果が出るでしょう。土日を挟むと、どうしても数日余計に時間がかかってしまいます。
急ぎでカードが必要な場合は、平日の10時頃までに申し込むことをおすすめします。そうすれば、その日のうちに審査結果がわかることも多いようです。
2. 入力内容を正確に記入する
当たり前のことですが、申し込み内容を正確に記入することが何より大切です。名前や住所、電話番号、勤務先情報など、一つ一つ丁寧に入力しましょう。
誤字脱字があると、確認作業に時間がかかったり、最悪の場合は虚偽申告とみなされたりすることもあります。急いでいるときほど、落ち着いて確認することが重要です。
特に本人確認書類と申し込み内容が一致しているか、提出前にもう一度チェックしておくといいでしょう。小さなミスが審査の遅れにつながることもあります。
3. キャッシング枠は必要最小限にする
キャッシング機能が本当に必要でなければ、0円で申し込むことをおすすめします。キャッシング枠を希望すると、審査が厳しくなり時間もかかるからです。
後から追加することもできるので、最初は必要最小限にしておくのが賢明です。審査をスムーズに通過させたいなら、キャッシング枠なしで申し込むのが一番です。
どうしても必要な場合でも、希望額は控えめにしておくといいかもしれません。高額なキャッシング枠を希望すると、それだけ審査も慎重になります。
4. 他社への同時申し込みを避ける
短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、審査に悪影響を与えることがあります。「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りにくくなるのです。
クレジットカードの申し込み情報は、信用情報機関に6ヶ月間記録されます。複数社に同時に申し込むと、「お金に困っているのでは?」と疑われてしまうかもしれません。
他のカードにも申し込みたい場合は、まず楽天カードの審査結果が出てから、少なくとも半年以上空けて申し込むのが安全です。
審査時間が長いときに考えられる理由
数日経っても審査結果が出ない場合、いくつかの理由が考えられます。心当たりがないか確認してみましょう。
1. 在籍確認が取れていない
勤務先への在籍確認が取れないと、審査が進まないことがあります。会社の代表電話にかけても、担当部署につながらなかったり、休業日だったりすると確認できません。
特に小規模な会社や個人事業主の場合、電話に出られないタイミングもあるでしょう。在籍確認の電話がかかってくる可能性があることを、あらかじめ会社の受付や同僚に伝えておくとスムーズです。
派遣社員の場合は、派遣元と派遣先のどちらに確認が入るのかわかりにくいこともあります。不安な場合は、コンタクトセンターに問い合わせてみるといいかもしれません。
2. 本人確認書類の確認に時間がかかっている
提出した本人確認書類が不鮮明だったり、申し込み内容と一致しない部分があったりすると、確認に時間がかかります。免許証やマイナンバーカードの写真が見にくいと、再提出を求められることもあるでしょう。
住所が引っ越し前のままになっていたり、結婚して名字が変わっているのに旧姓で申し込んでいたりすると、本人確認に時間がかかってしまいます。
書類を提出する際は、文字がはっきり読める写真を撮ることが大切です。光の反射で見えにくくなっていないか、提出前に確認しておきましょう。
3. 信用情報に気になる点がある
過去にローンやクレジットカードの支払いを延滞したことがある場合、その情報が信用情報機関に記録されています。大きな問題ではなくても、審査担当者がより詳しく調べる必要があると判断すれば、時間がかかることもあるでしょう。
また、他社のクレジットカードをすでに何枚も持っている場合や、借入額が多い場合も、慎重に審査されることがあります。総合的に判断するための時間が必要になるわけです。
信用情報に不安がある場合は、審査に時間がかかることを覚悟しておいたほうがいいかもしれません。焦らずに結果を待ちましょう。
まとめ
楽天カードの審査時間は、最短10分から数日程度とかなり幅があります。平日の午前中に申し込めば早く結果が出やすく、土日や夜間の申し込みは翌営業日以降の対応になるため時間がかかります。
審査結果が気になるときは、メールだけでなくWebページやアプリからも確認できるので活用してみてください。迷惑メールフォルダに振り分けられていることも多いので、届いていないと思ったらまず確認してみるといいでしょう。
審査をスムーズに進めるには、申し込み内容を正確に記入し、キャッシング枠を必要最小限にすることがポイントです。楽天カードは年会費無料で使いやすいカードなので、上手に活用してポイントを貯めていきたいですね。

