dカードゴールドの特典とポイントが凄い!メリット&デメリットまとめ!

クレジットカード

「dカードゴールドって本当にお得なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。年会費が11,000円かかるゴールドカードだからこそ、しっかりと特典やポイントの仕組みを知っておきたいですよね。

実はdカードゴールドには、ドコモユーザーにとって嬉しい特典がたくさん詰まっています。10%のポイント還元や最大10万円のケータイ補償、さらに空港ラウンジの無料利用まで付いてくるんです。この記事では、dカードゴールドの魅力的な特典からデメリットまで、わかりやすく紹介していきます。

  1. dカードゴールドの基本情報
    1. 1. 年会費とカードのスペック
    2. 2. どんな人に向いているカードなの?
    3. 3. 基本のポイント還元率について
  2. ドコモユーザーが受けられる特典
    1. 1. ドコモ・ドコモ光で10%ポイント還元
    2. 2. 家族カードも10%還元の対象になる
    3. 3. ahamoユーザーは毎月5GB増量される
  3. dカードゴールドで貯まるポイントの仕組み
    1. 1. dポイントはどこで使えるの?
    2. 2. 特約店ならポイントが2倍以上に
    3. 3. d払いと組み合わせるとさらにお得
  4. 年間利用特典でもらえるクーポンとは?
    1. 1. 年間100万円以上で1万円相当がもらえる
    2. 2. クーポンの使い道と有効期限
    3. 3. 年会費の元を取る計算方法
  5. 最大10万円のケータイ補償が心強い
    1. 1. どんなトラブルが補償される?
    2. 2. 補償期間は購入から3年間
    3. 3. 補償を使うときの注意点
  6. 空港ラウンジが無料で使える
    1. 1. 利用できる空港は全国29ヶ所+ハワイ
    2. 2. ラウンジの使い方と持ち物
    3. 3. 同伴者の料金について
  7. 旅行保険が自動で付いてくる
    1. 1. 海外旅行保険は最大1億円
    2. 2. 国内旅行保険の補償内容
    3. 3. 家族も補償の対象になる
  8. dカードゴールドのデメリット
    1. 1. 年会費11,000円は高いと感じる?
    2. 2. ドコモユーザー以外はメリットが少ない
    3. 3. 航空会社のラウンジは使えない
  9. dカードゴールドの口コミ・評判
    1. 1. ポイントがどんどん貯まるという声
    2. 2. ケータイ補償が役に立ったという体験談
    3. 3. 年会費が気になるという意見も
  10. dカードとdカードゴールドの違い
    1. 1. 年会費と基本スペックの比較
    2. 2. ケータイ補償の違い
    3. 3. どちらを選べばいいの?
  11. まとめ

dカードゴールドの基本情報

dカードゴールドは、ドコモが発行するゴールドカードです。ただのクレジットカードではなく、ドコモのサービスをよく使う人にとっては頼もしいパートナーになってくれます。

1. 年会費とカードのスペック

dカードゴールドの年会費は11,000円です。一見すると高く感じるかもしれませんが、特典を考えると納得できる金額だと思います。

カードの基本スペックは以下のとおりです。

項目内容
年会費11,000円(税込)
家族カード年会費1枚目無料、2枚目以降1,100円
基本ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa・Mastercard
電子マネーiD
ETCカード無料

家族カードが1枚目無料なのは嬉しいポイントです。配偶者や子どもに持たせても、追加の年会費がかかりません。しかも家族カードでも本会員と同じように10%還元などの特典が受けられるんです。

申し込み条件は、満18歳以上(高校生を除く)で安定した継続収入があることです。ゴールドカードの中では比較的作りやすい部類に入ると言えるでしょう。

2. どんな人に向いているカードなの?

dカードゴールドが特に向いているのは、ドコモのスマホやドコモ光を使っている人です。毎月の通信費が9,000円以上なら、それだけでポイント還元の恩恵が大きくなります。

具体的には以下のような人におすすめです。

  • ドコモのスマホ代が月9,000円以上かかっている人
  • ドコモ光を契約している人
  • 年間100万円以上カードを使う人
  • 海外旅行や国内旅行によく行く人
  • スマホの故障や紛失が心配な人

逆に言えば、格安SIMを使っている人やドコモのサービスをあまり使わない人には、メリットが少なくなってしまいます。自分のライフスタイルと照らし合わせて考えることが大切ですね。

ahamoユーザーにも特典があるので、ドコモからahamoに乗り換えた人でも十分に活用できます。毎月5GBのデータ増量は見逃せない特典です。

3. 基本のポイント還元率について

dカードゴールドの基本ポイント還元率は1.0%です。100円の買い物につき1ポイントのdポイントが貯まります。

この1.0%という還元率は、ゴールドカードの中では標準的な数字です。ただし、dカードゴールドの真価はここからです。特約店での利用やドコモサービスとの組み合わせで、還元率がグッと上がるんです。

例えばスターバックスでdカードゴールドを使うと、100円につき4ポイント貯まります。つまり還元率4%です。普段よく行くお店が特約店に含まれていれば、どんどんポイントが貯まっていきます。

ポイントの有効期限は48ヶ月です。4年間もあるので、じっくり貯めて大きな買い物に使うこともできますね。

ドコモユーザーが受けられる特典

ドコモのサービスを使っている人にとって、dカードゴールドは特別な存在です。毎月の支払いが自動的にポイント還元の対象になるので、使えば使うほどお得になります。

1. ドコモ・ドコモ光で10%ポイント還元

dカードゴールドの最大の魅力は、ドコモのケータイ料金とドコモ光の利用料金に対して10%のポイント還元が受けられることです。これは本当に大きな特典だと思います。

例えば、ドコモのスマホ代が月10,000円なら、毎月1,000ポイントが貯まります。年間で12,000ポイントです。これだけで年会費11,000円の元が取れてしまう計算になります。

ドコモ光も同じように10%還元の対象です。スマホとドコモ光の両方を使っている家庭なら、さらにポイントがザクザク貯まります。月15,000円の支払いなら年間18,000ポイントです。

ただし、10%還元には上限があります。ドコモのケータイとドコモ光を合わせて、1回線あたり月額最大10,000円(税抜)までが対象です。それを超える分は通常の1%還元になります。

2. 家族カードも10%還元の対象になる

家族カードを発行すると、家族の回線も10%還元の対象になるんです。これは見逃せないポイントですね。

例えば、夫婦でドコモのスマホを使っている場合を考えてみましょう。夫が本会員、妻が家族カード会員だとします。それぞれの回線で10%還元が受けられるので、2回線分のポイントが貯まります。

家族カードは1枚目が無料です。追加の年会費なしで特典が倍になるのは、かなりお得だと感じます。3人家族、4人家族とドコモユーザーが多ければ多いほど、メリットは大きくなります。

ただし、各回線ごとに月額最大10,000円(税抜)までという上限があることは覚えておきましょう。それでも家族全体で考えれば、かなりのポイントが貯まるはずです。

3. ahamoユーザーは毎月5GB増量される

ahamoユーザーにも嬉しい特典があります。dカードゴールドを支払い方法に設定すると、毎月5GBのデータ容量が増量されるんです。

ahamoの基本プランは20GBですが、dカードゴールドを紐付けると25GBになります。動画をよく見る人や、外出先でテザリングをよく使う人にとっては、この5GBは助かりますよね。

残念ながら、ahamoの料金には10%ポイント還元は適用されません。それでも基本の1%還元は受けられますし、5GBの増量特典も付いてきます。ahamoは料金が安い分、10%還元がなくても十分にメリットがあると言えるでしょう。

ちなみに通常のdカード(一般カード)だと1GBの増量ですが、dカードゴールドなら5GBです。この差は大きいですね。

dカードゴールドで貯まるポイントの仕組み

ポイントをしっかり貯めるには、仕組みを理解しておくことが大切です。dカードゴールドには、基本還元以外にもポイントを貯める方法がたくさんあります。

1. dポイントはどこで使えるの?

dカードゴールドで貯まるdポイントは、使い道がとても幅広いんです。コンビニやドラッグストア、飲食店など、全国の加盟店で1ポイント1円として使えます。

主な使い道をまとめてみました。

  • ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ
  • マツモトキヨシなどのドラッグストア
  • マクドナルド、すき家などの飲食店
  • ドコモのケータイ料金の支払い
  • ドコモオンラインショップでのスマホ購入
  • dショッピングでのお買い物
  • d払いでの支払い

個人的に便利だと思うのは、ドコモのケータイ料金に充てられることです。毎月の通信費がポイントで減らせるのは嬉しいですよね。機種変更のときにポイントで端末を購入することもできます。

dポイントは、Pontaポイントと交換することもできます。使い道の選択肢がさらに広がるので、ポイントを無駄にする心配がありません。

2. 特約店ならポイントが2倍以上に

dカードゴールドには「dカード特約店」という仕組みがあります。特約店で支払いをすると、通常の1%に加えて追加でポイントがもらえるんです。

主な特約店とポイント還元率は以下のとおりです。

店舗名合計還元率
スターバックス4%
ドトールコーヒー4%
紀伊國屋書店2%
高島屋2.5%
洋服の青山3%
コナカ3%
ENEOS1.5%

スターバックスで4%還元は本当にお得です。週に2回スタバに行く人なら、年間でかなりのポイントが貯まります。ENEOSでの給油も1.5%還元なので、車をよく使う人にも嬉しいですね。

特約店は随時追加されています。自分がよく使うお店が特約店に入っていないか、定期的にチェックするといいでしょう。

3. d払いと組み合わせるとさらにお得

dカードゴールドの支払い先をd払いに設定すると、ポイントの二重取りができます。これは知っておくべき裏技です。

仕組みはこうです。d払いで支払うと0.5%のdポイントが貯まります。さらにd払いの支払い元をdカードゴールドに設定すると、1%のポイントも貯まります。合計で1.5%の還元率になるんです。

例えば、d払いが使えるお店で10,000円の買い物をした場合を見てみましょう。

  • d払いのポイント:50ポイント(0.5%)
  • dカードゴールドのポイント:100ポイント(1%)
  • 合計:150ポイント(1.5%)

d払いはコンビニやドラッグストア、飲食店など様々な場所で使えます。クレジットカードが使えない小さなお店でも、d払いなら対応している場合があります。この組み合わせを活用すれば、ポイントをもっと効率的に貯められますね。

年間利用特典でもらえるクーポンとは?

dカードゴールドには、使えば使うほどお得になる仕組みがあります。それが「年間ご利用額特典」です。この特典を上手に活用すれば、年会費の元を取るどころか、プラスにすることも可能です。

1. 年間100万円以上で1万円相当がもらえる

年間のカード利用額が100万円以上になると、11,000円相当のクーポンがもらえます。これで年会費の元が完全に取れてしまいます。

さらに年間200万円以上使うと、22,000円相当のクーポンです。年会費を払ってもプラス11,000円になる計算ですね。

年間100万円と聞くと「そんなに使えない」と思うかもしれません。でも月に換算すると約83,000円です。公共料金や携帯料金、食費、ガソリン代など、生活費をすべてdカードゴールドで支払えば、意外と届く金額だと思います。

集計期間は12月16日から翌年12月15日までです。ドコモのケータイ料金やドコモ光の料金も、もちろん利用額に含まれます。家族カードの利用分も合算されるので、家族で協力すれば100万円は現実的な数字ですね。

2. クーポンの使い道と有効期限

もらえるクーポンは、dショッピングやd fashionなどのドコモのサービスで使えます。11,000円分のクーポンを使えば、実質無料で商品が手に入るようなものです。

クーポンには有効期限があります。通常は発行から約半年程度です。せっかくもらったクーポンを無駄にしないよう、期限内に使い切りましょう。

dショッピングでは日用品から家電まで幅広い商品が揃っています。クーポンを使って必要なものを買えば、家計の節約にもなります。d fashionならブランドの洋服も買えるので、自分へのご褒美にもいいですね。

個人的には、このクーポンがあるから年会費を払う価値があると感じています。毎年の楽しみにもなりますよね。

3. 年会費の元を取る計算方法

「本当に年会費の元が取れるの?」という疑問を持つ人も多いでしょう。実際に計算してみましょう。

ドコモのスマホ代が月9,000円の場合で考えてみます。

  • 10%還元で年間10,800ポイント
  • 年間100万円利用で11,000円相当のクーポン
  • 合計:21,800円相当

年会費11,000円を引いても、10,800円分お得になる計算です。これにショッピングでの1%還元やケータイ補償、空港ラウンジなどの特典も加われば、メリットはさらに大きくなります。

もしドコモ光も契約していて、合計で月15,000円の支払いなら、10%還元だけで年間18,000ポイントです。年間利用特典と合わせれば、年会費を大きく上回る還元が受けられますね。

逆にドコモのスマホ代が月5,000円程度なら、10%還元は年間6,000ポイントです。この場合は年間利用特典がないと、年会費の元を取るのは難しくなります。自分の利用状況をしっかり確認することが大切です。

最大10万円のケータイ補償が心強い

スマホの故障や紛失は、突然やってきます。そんなときに頼りになるのが、dカードゴールドのケータイ補償です。これがあるだけで、かなり安心できますよね。

1. どんなトラブルが補償される?

dカードゴールドのケータイ補償は、購入から3年以内のスマホが対象です。最大10万円まで補償してもらえます。

補償の対象になるのは以下のケースです。

  • 紛失
  • 盗難
  • 修理不能な故障(全損)
  • 水濡れによる故障

注意したいのは、修理可能な故障は補償の対象外ということです。画面割れだけなら修理できるので、残念ながら補償は使えません。水没して全く動かなくなった場合や、盗まれてしまった場合など、修理では対応できないトラブルが対象になります。

また、補償を受けるには条件があります。まず故障や紛失から60日以内に、同じ機種を新たに購入することです。そして購入した機種の代金を、dカードゴールドで支払う必要があります。

この条件さえ満たせば、購入代金の最大10万円まで補償してもらえるんです。高額なスマホを使っている人には、本当に心強い補償だと思います。

2. 補償期間は購入から3年間

dカードゴールドのケータイ補償は、購入から3年間有効です。これは一般のdカードの1年間と比べて、かなり長い期間です。

スマホの買い替えサイクルは、だいたい2〜3年という人が多いのではないでしょうか。3年間の補償があれば、次の機種変更までしっかりカバーできます。

補償の対象になるのは、ドコモで購入した端末だけです。ドコモオンラインショップやドコモショップで買ったスマホなら問題ありません。ただし、中古で買った端末や他社で購入した端末は対象外なので注意しましょう。

個人的には、この3年間という期間が絶妙だと感じています。キャリアの端末補償サービスは月額料金がかかりますが、dカードゴールドなら年会費だけでこの補償が付いてくるんです。

3. 補償を使うときの注意点

実際に補償を使うときには、いくつか注意点があります。知っておかないと、いざというときに補償が受けられないかもしれません。

まず、事故が発生したら警察や消防署に届け出をしておくことです。盗難なら盗難届、紛失なら遺失届が必要になります。この届出がないと、補償の申請ができません。

次に、補償を受けるには新しい機種を購入する必要があります。しかも同一機種、同一カラーが原則です。在庫がなくてどうしても同じ機種が買えない場合は、ドコモが指定する別の機種でも対象になることがあります。

そして購入代金は、必ずdカードゴールドで支払いましょう。他のカードで払ってしまうと、補償の対象外になってしまいます。

補償の利用は年に1回までです。何度も使えるわけではないので、本当に困ったときの保険と考えておくといいでしょう。それでも、いざというときに10万円まで補償してもらえるのは、かなり頼もしいですよね。

空港ラウンジが無料で使える

旅行好きな人にとって、空港ラウンジの無料利用は魅力的な特典です。出発前のひとときを、ゆったりと過ごせるのは嬉しいですよね。

1. 利用できる空港は全国29ヶ所+ハワイ

dカードゴールドがあれば、国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが無料で使えます。全国29ヶ所の空港をカバーしています。

主な対応空港は以下のとおりです。

  • 新千歳空港
  • 羽田空港
  • 成田国際空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港
  • 伊丹空港
  • 神戸空港
  • 福岡空港
  • 那覇空港

国内の主要な空港はほぼ網羅されています。出張や旅行で空港を使うことが多い人なら、この特典だけでもdカードゴールドを持つ価値があると思います。

ハワイのラウンジが使えるのも嬉しいポイントです。海外旅行の際も、出発前にゆっくりできます。ただし、海外の空港ラウンジはハワイのみなので、他の国では使えません。

2. ラウンジの使い方と持ち物

ラウンジを使うのは簡単です。受付でdカードゴールドと当日の搭乗券を見せるだけです。

ラウンジでは、こんなサービスが受けられます。

  • フリードリンク(コーヒー、ジュースなど)
  • 新聞・雑誌の閲覧
  • Wi-Fi
  • コンセント
  • 一部ラウンジでは軽食も

空港の待合スペースと違って、静かで落ち着いた環境です。搭乗時間まで仕事をしたり、本を読んだり、思い思いの時間を過ごせます。朝早い便や、乗り継ぎの待ち時間があるときには特に助かりますね。

持っていくものは、dカードゴールドと搭乗券の2つだけです。予約も不要で、当日にふらっと立ち寄れます。混雑時は入場制限がかかることもあるので、時間に余裕を持って行くといいでしょう。

3. 同伴者の料金について

ラウンジの無料利用は、本会員だけの特典です。家族や友人と一緒に行く場合、同伴者は料金がかかります。

同伴者の料金は、空港によって異なりますが、だいたい1,000円〜1,500円程度です。本会員が無料で入れるなら、同伴者も有料で入場できます。

家族カード会員も、本会員と同じようにラウンジが無料で使えます。夫婦で旅行に行く場合、配偶者に家族カードを持たせておけば、2人とも無料でラウンジに入れるんです。これは覚えておいて損はないですね。

注意したいのは、航空会社のラウンジは使えないということです。dカードゴールドで使えるのは、空港が運営しているカードラウンジだけです。ANAラウンジやJALラウンジのような航空会社専用のラウンジは、ビジネスクラス以上の搭乗券か、航空会社の上級会員資格が必要になります。

旅行保険が自動で付いてくる

クレジットカードに旅行保険が付いていると、安心して旅行を楽しめます。dカードゴールドには、充実した旅行保険が自動付帯しているんです。

1. 海外旅行保険は最大1億円

dカードゴールドの海外旅行保険は、最大1億円の補償です。しかも自動付帯なので、旅行代金をdカードゴールドで払わなくても補償が受けられます。

補償内容は以下のとおりです。

補償項目補償額
傷害死亡・後遺障害最高1億円(自動付帯は5,000万円)
傷害治療費用最高300万円
疾病治療費用最高300万円
賠償責任最高5,000万円
携行品損害最高50万円
救援者費用最高500万円

特に重要なのが、傷害治療費用と疾病治療費用です。海外で病気やケガをすると、医療費が高額になることがあります。300万円まで補償してもらえるのは心強いですね。

携行品損害の補償も付いています。カメラやバッグが壊れたり、盗まれたりした場合に、最高50万円まで補償されます。旅行中のトラブルに幅広く対応できる内容だと思います。

2. 国内旅行保険の補償内容

国内旅行保険も自動付帯です。ただし、補償の対象は限定的です。

国内旅行保険の補償内容はこちらです。

補償項目補償額
傷害死亡最高5,000万円
傷害後遺障害最高5,000万円
入院日額5,000円
通院日額3,000円

国内旅行保険は、公共交通機関の利用中や宿泊施設での事故が対象です。旅行先で転んでケガをした程度では、補償の対象にならないことが多いので注意しましょう。

それでも、飛行機や新幹線での移動中、ホテルでの滞在中に何かあった場合は安心です。国内旅行が多い人にとっても、付いていて損はない補償ですね。

3. 家族も補償の対象になる

dカードゴールドの旅行保険には、家族特約が付いています。これは本当にありがたい特典です。

家族特約では、本会員の家族も補償の対象になります。配偶者や子ども(19歳未満)が一緒に旅行する場合、家族カードを持っていなくても保険が適用されるんです。

家族の補償額は、本会員より少し低くなります。海外旅行の場合、傷害死亡は最高1,000万円、傷害・疾病治療費用は最高50万円です。それでも、家族全員に保険が付いてくるのは大きなメリットだと思います。

家族旅行に行くたびに、別途旅行保険に入る必要がありません。dカードゴールドを持っているだけで、家族全員が守られるんです。小さな子どもがいる家庭には、特に安心できる特典ですね。

dカードゴールドのデメリット

どんなカードにも、良い面と気になる面があります。dカードゴールドも例外ではありません。デメリットも正直にお伝えしますね。

1. 年会費11,000円は高いと感じる?

dカードゴールドの年会費11,000円は、決して安くはありません。この金額を毎年払う価値があるかどうかは、使い方次第です。

ドコモのスマホ代が少ない人にとっては、年会費がネックになります。例えば月5,000円程度なら、10%還元でも年間6,000ポイントです。年会費の元を取るには、他の特典もフル活用する必要があります。

年間100万円以上使わない人も、注意が必要です。年間利用特典がないと、ポイント還元だけでは年会費を回収しきれないかもしれません。自分の年間利用額を振り返って、慎重に判断しましょう。

逆に言えば、ドコモのスマホ代が月9,000円以上ある人や、年間100万円以上カードを使う人なら、年会費は十分に元が取れます。デメリットというより、自分に合っているかどうかの問題ですね。

2. ドコモユーザー以外はメリットが少ない

dカードゴールドの最大の魅力は、ドコモサービスでの10%還元です。つまり、ドコモユーザー以外には、あまりメリットがありません。

格安SIMを使っている人や、他社のキャリアを使っている人は、10%還元の恩恵を受けられません。基本のポイント還元率1%だけで考えると、他にもっと還元率の高いカードがあります。

ahamoユーザーも、10%還元は受けられません。5GBの増量特典はありますが、それだけで年会費11,000円を正当化するのは難しいでしょう。ahamoはそもそも料金が安いので、ポイント還元額も少なくなってしまいます。

ドコモから他社に乗り換えを考えている人は、dカードゴールドを持ち続けるべきか、よく検討したほうがいいですね。乗り換え後もカードを使い続けるなら、年間利用特典や旅行保険などの価値を改めて考えてみましょう。

3. 航空会社のラウンジは使えない

dカードゴールドで使えるのは、カードラウンジだけです。ANAラウンジやJALラウンジのような、航空会社が運営するラウンジは利用できません。

プラチナカードやブラックカードなら、プライオリティ・パスが付帯していて、世界中の空港ラウンジが使えることがあります。それと比べると、dカードゴールドの空港ラウンジ特典は、やや物足りなく感じるかもしれません。

カードラウンジのサービス内容も、航空会社のラウンジと比べると質素です。ドリンクと軽食が中心で、豪華な食事が楽しめるわけではありません。

とはいえ、ゴールドカードとしては標準的な特典です。dカードゴールドは年会費11,000円と比較的手頃なので、このレベルのラウンジ特典があれば十分だと思います。もっと充実したラウンジを使いたいなら、より上級のカードを検討する必要がありますね。

dカードゴールドの口コミ・評判

実際に使っている人の声を聞くと、カードの本当の価値が見えてきます。良い評判も気になる評判も、両方紹介しますね。

1. ポイントがどんどん貯まるという声

dカードゴールドを使っている人から多く聞かれるのが、「ポイントがザクザク貯まる」という声です。特にドコモのスマホ代とドコモ光の両方を使っている人は、満足度が高い傾向にあります。

「毎月1,500ポイント以上貯まって、年会費の元が余裕で取れている」という口コミがありました。家族でドコモを使っている人なら、さらにポイントが貯まるようです。「家族3人でドコモを使っているので、年間3万ポイント近く貯まる」という声もあります。

特約店での還元率の高さも評価されています。「スタバで4%還元なのが嬉しい」「ENEOSでガソリンを入れるときに、いつもポイントが貯まる」など、日常的に使うお店でお得になることを実感している人が多いようです。

年間利用特典のクーポンも好評です。「100万円使って11,000円分のクーポンがもらえるから、年会費が実質タダ」という計算をしている人もいます。使えば使うほどお得になる仕組みが、支持されているんですね。

2. ケータイ補償が役に立ったという体験談

ケータイ補償を実際に使った人からは、「本当に助かった」という声が聞かれます。スマホの全損や紛失は、起きてほしくないトラブルですが、いざというときの備えがあるのは心強いですよね。

「スマホを落として画面が割れたうえに電源も入らなくなった。10万円近い最新機種だったので、補償がなかったら買い直すのが大変だった」という体験談がありました。修理不能な故障なら、補償の対象になります。

「子どもがプールでスマホを水没させてしまった。ケータイ補償のおかげで、新しい機種を買うときの負担が大きく減った」という親御さんの声もあります。家族カードでも補償が付いてくるので、家族全員が守られるのは安心です。

ただし「画面割れだけでは補償が使えなかった」という残念な声もあります。修理可能な故障は対象外なので、事前に補償の条件をよく確認しておくことが大切ですね。

3. 年会費が気になるという意見も

一方で、年会費に関する不満の声もあります。特にドコモから格安SIMに乗り換えた人や、ドコモのサービスをあまり使わなくなった人からです。

「ドコモから楽天モバイルに乗り換えたら、10%還元がなくなってメリットが減った」という声がありました。キャリアを変更すると、dカードゴールドの魅力が大きく下がってしまうんですね。「年会費を払い続けるべきか迷っている」という人もいます。

「年間100万円も使わないので、利用特典がもらえない。ポイント還元だけでは年会費の元が取れない」という意見もあります。カードをあまり使わない人にとっては、年会費が重荷になることもあるようです。

それでも「空港ラウンジやケータイ補償を考えると、年会費11,000円は妥当」と感じている人もいます。自分にとってどの特典が重要かを考えて、年会費に見合う価値があるかを判断することが大切ですね。

dカードとdカードゴールドの違い

「通常のdカードとどう違うの?」と悩む人も多いでしょう。両者の違いを比較してみます。

1. 年会費と基本スペックの比較

まずは基本的なスペックを表で比較してみましょう。

項目dカードdカードゴールド
年会費無料11,000円
ポイント還元率1.0%1.0%
ドコモ・ドコモ光の還元率1.0%10%
ahamo特典+1GB+5GB
年間利用特典なしあり
空港ラウンジ使えない使える

基本のポイント還元率は同じ1.0%です。大きな違いは、ドコモサービスでの還元率と、付帯する特典です。

dカードは年会費無料なので、気軽に持てるのが魅力です。ドコモユーザーでなくても、普段使いのカードとして十分な性能があります。一方、dカードゴールドは年会費がかかる分、特典が充実しています。

どちらを選ぶかは、ドコモのサービスをどれだけ使っているかが判断基準になりますね。

2. ケータイ補償の違い

ケータイ補償の内容にも、大きな差があります。

項目dカードdカードゴールド
補償期間購入後1年間購入後3年間
補償額最大1万円最大10万円

dカードは1年間で最大1万円、dカードゴールドは3年間で最大10万円です。この差は本当に大きいと思います。

最近のスマホは10万円を超える機種も珍しくありません。dカードの1万円補償では、ほとんど足しにならないでしょう。一方、dカードゴールドなら10万円まで補償されるので、高額なスマホも安心して使えます。

補償期間の3年間というのも重要です。スマホを買い替えるまでの期間をカバーできます。この差だけでも、dカードゴールドを選ぶ価値があると感じる人は多いのではないでしょうか。

3. どちらを選べばいいの?

結局のところ、どちらを選ぶべきでしょうか。判断基準をまとめてみました。

dカードゴールドを選ぶべき人はこんな人です。

  • ドコモのスマホ代が月9,000円以上
  • ドコモ光を契約している
  • 年間100万円以上カードを使う
  • 飛行機での移動が多い
  • 高額なスマホを使っている

逆に、通常のdカードで十分な人はこんな人です。

  • ドコモのスマホ代が月5,000円以下
  • ahamoを使っている(ドコモ光なし)
  • 年間のカード利用額が少ない
  • 空港ラウンジを使わない
  • とりあえず年会費無料がいい

ドコモのスマホ代が月7,000〜8,000円くらいの人は、微妙なラインです。年間利用特典がもらえるかどうかで判断するといいでしょう。年間100万円以上使うなら、dカードゴールドがお得です。使わないなら、通常のdカードで様子を見るのも賢い選択ですね。

まとめ

dカードゴールドは、ドコモユーザーにとって本当に頼もしいカードです。10%のポイント還元や最大10万円のケータイ補償、空港ラウンジの無料利用など、年会費11,000円以上の価値がある特典が揃っています。

特に月9,000円以上ドコモのサービスを使っている人や、年間100万円以上カードを利用する人なら、年会費の元を取るのは難しくありません。むしろ、使えば使うほどお得になる仕組みが魅力的です。

ただし、ドコモユーザー以外の人や、カードをあまり使わない人には向いていないかもしれません。自分のライフスタイルとしっかり照らし合わせて、本当に必要な特典が揃っているかを確認してから申し込むことをおすすめします。dカードゴールドを上手に活用すれば、毎日の支払いがもっと楽しくなりますよ。

タイトルとURLをコピーしました