クレジットカードを紛失したり破損したりして、再発行が必要になることは誰にでも起こり得ます。でも、いざそうなったとき「どうやって手続きすればいいの?」「お金はかかるの?」と不安になるものです。
実は、クレジットカードの再発行手続きは意外とシンプルですが、カード会社によって手数料や審査の有無、届くまでの日数が異なります。ここでは、クレジットカードの再発行手続きの方法から手数料、審査、到着までの期間まで、知っておきたい情報をまとめて紹介します。
クレジットカードの再発行とは?
クレジットカードの再発行は、今使っているカードを新しいものに交換する手続きのことです。単なる更新とは違い、理由があって新しいカードを発行してもらうという感じですね。
1. カードが新しくなり番号も変わる
再発行されたカードは、以前とは別のカード番号になります。これはセキュリティのためです。紛失や盗難の場合、古いカード番号をそのまま使うわけにはいきません。
新しいカード番号になるということは、登録していた支払い情報もすべて変更する必要があります。ネットショッピングのサイトや、月額料金の支払いに使っていた場合は要注意です。後から「支払いができていなかった!」となると困りますよね。
ちなみに、カード番号が変わると有効期限やセキュリティコードも新しくなります。つまり、カード情報は完全に新しいものになるということです。これを知らずにいると、あとで慌てることになるかもしれません。
2. 以前のカードは使えなくなる
再発行の手続きをした時点で、古いカードは利用停止になります。新しいカードが届くまでの間、そのカードでの支払いはできなくなるということです。
もし手元に古いカードが残っていても、使えないので注意が必要です。新しいカードが届いたら、古いカードはハサミで細かく切って処分するのが基本ですね。
ただし、カード会社によっては新旧両方が一時的に使える期間があることもあります。それでも、古いカードは早めに処分するほうが安全でしょう。不正利用のリスクを減らすためにも、使わないカードは持っていないほうがいいものです。
再発行が必要になる6つの理由
クレジットカードを再発行する理由はいくつかあります。それぞれの状況によって、手続きの方法や手数料が変わることもあるので確認しておきましょう。
1. カードを紛失してしまったとき
財布ごとなくしたり、カードだけどこかに落としたりすることは珍しくありません。探しても見つからない場合は、すぐに再発行の手続きをする必要があります。
紛失の場合、第三者に拾われて不正利用される可能性があります。だからこそ、気づいた時点でカード会社に連絡してカードを止めることが大切です。その後、再発行の手続きを進めるという流れになります。
紛失による再発行は、多くのカード会社で手数料がかかります。おそらく1,000円程度が相場でしょう。自分の不注意で失くした場合は仕方がないですね。ただし、ゴールドカード以上だと無料になることもあります。
2. 盗難にあってしまったとき
財布やカードを盗まれた場合も、すぐに再発行が必要です。盗難の場合は紛失よりも不正利用のリスクが高いため、警察への届け出も忘れずに行いましょう。
盗難の場合、カード会社の補償制度が適用されることがあります。不正利用された金額が戻ってくる可能性があるということです。ただし、警察に遺失届や盗難届を出していることが条件になることが多いです。
再発行の手数料は、盗難の場合でもかかるカード会社が多いようです。ただし、補償がしっかりしているカードなら、再発行手数料が無料になることもあります。カード会社によって対応が違うので、確認してみるといいかもしれません。
3. カードが破損したとき
財布の中で折れ曲がったり、洗濯してしまったり、カードが物理的に壊れることもあります。見た目は問題なくても、読み取りができなくなったら再発行が必要です。
破損による再発行は、多くのカード会社で無料のことが多いです。自然劣化や事故的な破損は仕方がないという判断でしょう。ただし、故意に壊したと判断されると有料になる可能性もあります。
カードが割れたり欠けたりしている場合は、そのまま使い続けるのは危険です。カード情報が読み取れなくなるだけでなく、店員さんに迷惑をかけることにもなります。早めに再発行してもらうほうがいいですね。
4. 磁気不良で読み取れなくなったとき
カードの磁気ストライプが劣化すると、読み取り機で認識されなくなります。スマホやバッグの磁石と一緒に保管していると、磁気不良が起こりやすいです。
磁気不良の場合も、多くのカード会社で無料再発行してくれます。使い方に問題があったわけではなく、経年劣化の一種と考えられるからでしょう。
最近のカードはICチップ付きが増えています。磁気ストライプが使えなくても、ICチップが正常なら決済できることもあります。ただし、両方使えないなら再発行するしかありません。
5. ICチップが壊れたとき
ICチップ付きカードの場合、チップ部分が破損すると使えなくなります。カードを落としたり、強い衝撃を与えたりすると壊れることがあります。
ICチップの故障も、磁気不良と同じく無料で再発行してくれることが多いです。普通に使っていて壊れた場合は、カード会社側も対応してくれるでしょう。
ただし、ICチップが壊れても磁気ストライプが生きていれば使える場合もあります。とはいえ、セキュリティ面を考えると、やはり再発行してもらうほうが安心ですね。
6. 不正利用が疑われるとき
自分では使っていないのに、身に覚えのない請求があった場合は不正利用の可能性があります。この場合、カード会社から連絡が来ることもあります。
不正利用が疑われる場合、カード会社側から再発行を勧められることが多いです。この場合の手数料は無料になることがほとんどでしょう。カード会社側の判断による再発行なので、利用者に負担をかけないという考え方です。
不正利用を防ぐためには、定期的に利用明細をチェックすることが大切です。おかしな請求を早く見つけられれば、被害を最小限に抑えられます。
クレジットカード再発行の手続き方法
再発行の手続き方法は、カード会社によって異なります。でも、基本的には3つの方法があると考えていいでしょう。自分に合った方法を選べば、スムーズに手続きできます。
1. 会員サイト(Web)からの申し込み
最も便利なのが、会員専用サイトからの申し込みです。24時間いつでも手続きできるので、忙しい人にはありがたいですね。
主なカード会社の会員サイトはこちらです。
- 三井住友カード:Vpass
- JCBカード:MyJCB
- 楽天カード:楽天e-NAVI
- エポスカード:エポスNet
- セゾンカード:Netアンサー
ログインしたら「カードの再発行」や「カードの紛失・盗難」といったメニューを探します。あとは画面の指示に従って必要事項を入力するだけです。
Web申し込みの場合、手続き完了のメールが届きます。これで安心できますね。ただし、紛失や盗難の場合は、まず電話でカードを止めてから、Webで再発行手続きをするという流れになります。
2. 電話での申し込み
電話での申し込みも一般的な方法です。特に紛失や盗難の場合は、まず電話でカードを止めることが最優先になります。
多くのカード会社は24時間対応の専用ダイヤルを用意しています。深夜でも対応してくれるので、気づいた時点ですぐに連絡できます。
電話の場合、オペレーターに状況を説明して、本人確認を受けます。生年月日や住所、カード番号の一部などを聞かれることが多いです。本人確認ができたら、その場で再発行の手続きまで進められます。
電話だと直接質問できるのが便利です。「手数料はかかるのか」「いつ届くのか」といった疑問をその場で解決できます。Webが苦手な人は、電話のほうが安心かもしれません。
3. 郵送での申し込み
カード会社によっては、郵送での申し込みも受け付けています。再発行申請書を取り寄せて、必要事項を記入して送り返すという方法です。
郵送の場合、手続きに時間がかかります。申請書が届くまでに数日、送り返してから処理されるまでにまた数日かかるからです。急いでいる場合は、Webか電話を選んだほうがいいでしょう。
ただし、郵送でしか手続きできないカード会社もあるかもしれません。特に地方の信用金庫系のカードなどは、郵送対応のみということもあります。自分のカードがどの方法に対応しているか、事前に確認しておくと安心です。
再発行にかかる手数料はいくら?
再発行の手数料は、カード会社や再発行の理由によって変わります。無料のこともあれば、有料のこともあるので注意が必要です。
1. 無料のカード会社もある
破損や磁気不良、ICチップの故障など、自分の過失がない場合は無料になることが多いです。カード会社側も「仕方がない」と判断してくれるようです。
また、不正利用が疑われてカード会社側から再発行を勧められた場合も無料になります。これはカード会社の判断による再発行なので、利用者に負担をかけないという考え方ですね。
一部のゴールドカードやプラチナカードでは、紛失や盗難の場合でも再発行手数料が無料になることがあります。年会費が高いカードほど、こういったサービスが充実している傾向があります。
2. 有料の場合は1,100円が相場
紛失や盗難など、自分の不注意で再発行が必要になった場合は、手数料がかかることが多いです。多くのカード会社で1,100円(税込)が相場になっています。
カード会社によっては、もう少し安いこともあれば、高いこともあります。だいたい500円から1,500円くらいの範囲でしょう。事前にカード会社のサイトで確認しておくといいかもしれません。
手数料は、新しいカードが届いてからの請求になることが多いです。再発行を申し込む時点で支払うわけではないので、手持ちがなくても大丈夫です。次回のカード利用代金と一緒に引き落とされます。
3. ゴールドカード以上は無料になることも
ゴールドカードやプラチナカードなど、年会費が高いカードでは、再発行手数料が無料になることがあります。これは会員サービスの一環という位置づけです。
たとえば、三井住友カード ゴールドやJCBゴールドなどは、再発行手数料が無料です。年会費を払っている分、こういったサービスが充実しているということですね。
一般カードを使っていて、よくカードを失くす人は、ゴールドカードに切り替えるのも一つの方法かもしれません。年会費はかかりますが、再発行手数料や保険が充実しているので、トータルで見るとお得になることもあります。
再発行に審査はあるの?
クレジットカードの再発行に審査があるかどうかは、多くの人が気になるポイントです。新規申し込みと同じような審査があるのか、それとも簡単に発行されるのか、確認しておきましょう。
1. 基本的には審査がある
再発行の場合でも、基本的には審査があります。カード会社は再発行を申し込んだ時点で、利用状況や支払い履歴をチェックするからです。
ただし、新規申し込みのときのような本格的な審査ではありません。すでに会員になっているので、その時点での信用情報を確認するという感じです。大きな問題がなければ、すぐに発行してもらえるでしょう。
審査といっても、ほとんどの場合は自動的に行われます。申し込んでから数分から数時間で審査が終わり、カードの発行手続きに進むことが多いです。特に心配する必要はないかもしれません。
2. 審査に通らないケースもある
ただし、場合によっては再発行の審査に通らないこともあります。たとえば、支払いの遅延が続いていたり、利用限度額を大幅に超えていたりする場合です。
再発行を申し込んだ時点で、カード会社から「現在のご利用状況では再発行できません」と言われることがあります。これは、カード会社がリスクを感じているということですね。
また、他のカードで延滞があったり、債務整理をしていたりすると、信用情報に傷がついています。この場合も、再発行の審査に通らない可能性があります。普段からきちんと支払いをしておくことが大切です。
3. 新規申し込みよりは通りやすい
とはいえ、再発行の審査は新規申し込みの審査よりも通りやすいです。すでに会員として実績があるからです。
新規申し込みの場合、カード会社は「この人にカードを発行して大丈夫か」を一から判断します。でも再発行の場合は、すでに利用実績があります。問題なく使っていれば、カード会社も安心して再発行できるということです。
真面目に使っていれば、再発行の審査で落ちることはほとんどないでしょう。普通に支払いをしていれば、心配する必要はありません。むしろ、再発行できないということは、何か問題があるサインかもしれません。
新しいカードが届くまでの日数は?
再発行を申し込んでから、新しいカードが手元に届くまでの期間も気になるポイントです。すぐに必要な場合は、どれくらい待つことになるのか知っておきたいですね。
1. 一般的には1週間から10日程度
多くのカード会社では、再発行の申し込みから1週間から10日程度でカードが届きます。これが標準的な期間と考えていいでしょう。
手続きがスムーズに進めば、早ければ3日から5日で届くこともあります。特に大手のカード会社は発行体制が整っているので、比較的早く届く傾向があります。
ただし、これはあくまで目安です。申し込みのタイミングや郵送状況によって前後します。急いでいる場合は、申し込み時にカード会社に確認しておくといいかもしれません。
2. カードによっては2週間から1ヶ月かかることも
カード会社や時期によっては、もっと時間がかかることもあります。特に年末年始やゴールデンウィークなど、郵便が混雑する時期は遅れがちです。
また、地方の小規模なカード会社だと、発行に時間がかかることがあります。2週間から1ヶ月くらいかかるケースもあるようです。
海外旅行などですぐにカードが必要な場合は、余裕を持って申し込むことが大切です。出発の1ヶ月前には手続きを済ませておくと安心でしょう。どうしても間に合わない場合は、別のカードを作ることも検討したほうがいいかもしれません。
3. 到着方法は簡易書留または本人限定受取
新しいカードは、簡易書留または本人限定受取郵便で届きます。これはセキュリティのためです。普通郵便だと、郵便受けに入れられて盗まれるリスクがあります。
簡易書留の場合は、配達員が直接手渡してくれます。受け取りのサインまたは印鑑が必要です。不在の場合は不在票が入るので、再配達を依頼するか郵便局で受け取ることになります。
本人限定受取の場合は、本人しか受け取れません。身分証明書の提示が必要なので、運転免許証やマイナンバーカードを用意しておきましょう。家族でも代理で受け取れないので注意が必要です。
再発行したら必ずやるべきこと
新しいカードが届いたら、すぐに使いたくなります。でも、その前にやっておくべきことがいくつかあります。これを忘れると、あとで困ることになるかもしれません。
1. カード裏面にサインをする
まず最初にやるべきことは、カード裏面へのサインです。これは本当に大切なことなので、カードが届いたらすぐにサインしましょう。
サインがないカードは、店舗で使えないことがあります。また、不正利用された場合、サインがないと補償を受けられない可能性もあります。カード会社の規約でも、サインは必須とされています。
サインは油性ペンで書くのがおすすめです。ボールペンだと薄れてしまうことがあります。漢字でもローマ字でも構いませんが、他人が真似しにくい書き方がいいでしょう。達筆である必要はありません。
2. 月額料金の支払い登録を変更する
カード番号が変わったので、月額料金の支払い登録も変更する必要があります。これを忘れると、支払いができずにサービスが止まってしまいます。
変更が必要なのは、こういったサービスです。
- 動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime Videoなど)
- 音楽配信サービス(Spotify、Apple Musicなど)
- 携帯電話料金
- 電気・ガス・水道料金
- サブスクリプションサービス全般
- 保険料
- ジムの会費
各サービスのサイトにログインして、支払い方法の変更手続きをします。新しいカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力すればOKです。
これが意外と面倒なんですよね。登録しているサービスをすべてリストアップして、一つずつ変更していく必要があります。でも、やらないと支払いが止まってしまうので、頑張って対応しましょう。
3. ネットショッピングのカード情報を更新する
Amazonや楽天市場など、ネットショッピングサイトに登録しているカード情報も更新が必要です。こちらも忘れずに変更しておきましょう。
ネットショッピングの場合、購入時に古いカード情報のままだと決済エラーになります。そのときに気づいて変更すればいいのですが、急いでいるときは焦りますよね。
主要なショッピングサイトは、事前に更新しておくと安心です。あとは、買い物をするタイミングで「あ、カード情報が古いままだった」と気づいたら、その場で更新すればいいでしょう。
4. 古いカードは処分する
新しいカードが届いたら、古いカードは処分します。使えないカードを持っていても意味がないですし、セキュリティ上も良くありません。
処分方法は、ハサミで細かく切るのが基本です。特に磁気ストライプやICチップ、カード番号の部分は念入りに切りましょう。そのまま捨てると、情報が読み取られる可能性があります。
切ったカードは、数回に分けて別々のゴミ袋に入れると安心です。一度にまとめて捨てると、誰かが拾って復元するリスクがゼロではありません。面倒ですが、安全のためにはこれくらいやったほうがいいでしょう。
再発行の手数料を無料にする方法
再発行の手数料がかかるカード会社でも、工夫次第で無料にできることがあります。少しでも節約したい人は、こんな方法を検討してみてください。
1. 更新時期まで待つ
カードの有効期限が近い場合は、更新まで待つという選択肢もあります。更新なら手数料はかかりません。
クレジットカードの有効期限は、通常3年から5年です。更新時期が半年以内なら、待ってもいいかもしれません。ただし、カードが使えない状態が続くのは不便ですね。
破損や磁気不良で、ある程度は使えるという場合に限られる方法です。完全に使えない場合や、紛失・盗難の場合は、すぐに再発行するしかありません。
2. 手数料無料のカード会社を選ぶ
これから新しくカードを作る場合は、再発行手数料が無料のカード会社を選ぶのも一つの方法です。よくカードを失くす人には特におすすめです。
たとえば、楽天カードは再発行手数料が無料です。年会費も無料なので、コストを抑えたい人には向いています。
他にも、エポスカードやセゾンカードなど、再発行手数料が無料のカードはいくつかあります。カードを選ぶときの判断基準の一つにしてもいいかもしれません。
3. ゴールドカードへの切り替えを検討する
一般カードで再発行手数料がかかる場合、ゴールドカードに切り替えると無料になることがあります。年会費はかかりますが、他の特典も充実しています。
ゴールドカードなら、再発行手数料だけでなく、旅行保険や空港ラウンジ利用など、さまざまな特典がついてきます。よくカードを使う人なら、年会費を払っても元が取れるかもしれません。
ただし、ゴールドカードへの切り替えにも審査があります。誰でも切り替えられるわけではないので、自分の利用状況を確認してから申し込みましょう。
紛失・盗難のときに気をつけること
カードを失くしたり盗まれたりしたときは、普通の再発行とは違う対応が必要です。慌てずに、正しい手順で対処しましょう。
1. すぐにカード会社へ連絡する
カードの紛失や盗難に気づいたら、すぐにカード会社に連絡してカードを止めます。これが最優先です。24時間対応の専用ダイヤルがあるので、深夜でも連絡できます。
カードを止めれば、それ以降の不正利用を防げます。「もしかしたら見つかるかも」と様子を見ていると、その間に不正利用される可能性があります。
連絡するときは、カード番号を聞かれることがあります。カード番号がわからなくても、生年月日や住所で本人確認してもらえるので安心してください。手元にカード明細や契約書があると、スムーズに手続きできます。
2. 警察に遺失届を出す
カード会社への連絡が済んだら、次は警察への届け出です。紛失なら遺失届、盗難なら盗難届を出しましょう。
警察への届け出は、補償を受けるために必要になることがあります。カード会社によっては、警察の受理番号を求められます。面倒でも、きちんと届け出ておくことが大切です。
最寄りの交番や警察署で手続きできます。オンラインでも届け出できる地域が増えているので、警察のサイトを確認してみてください。届け出をすると受理番号が発行されるので、メモしておきましょう。
3. 不正利用の補償を確認する
多くのクレジットカードには、不正利用の補償制度があります。カードを止める前に不正利用された場合でも、カード会社が補償してくれることが多いです。
補償期間は、カード会社によって異なります。一般的には、カードを止める前の60日間が補償対象になることが多いです。それより前の不正利用は補償されないので、早めに気づくことが大切ですね。
不正利用された場合は、カード会社に申告します。調査が行われて、本当に不正利用だと認められれば、支払いを免除してもらえます。ただし、暗証番号を使った取引は本人利用とみなされることがあるので、暗証番号の管理には注意が必要です。
まとめ
クレジットカードの再発行は、思っているよりも簡単に手続きできます。Webやアプリからサッと申し込めるカード会社も増えていますし、電話でもすぐに対応してもらえます。
ただ、再発行したあとのことを忘れないでください。月額サービスの支払い変更や、ネットショッピングの情報更新は意外と手間がかかります。カード番号が変わるということは、登録しているすべての場所で変更が必要になるということです。
だからこそ、カードは大切に扱いたいものです。紛失や盗難を防ぐために、財布の管理をしっかりすることや、カードを使ったあとはきちんとしまう習慣をつけることが大切ですね。もし再発行が必要になったときは、この記事を参考にスムーズに手続きを進めてください。

